2015-01-01

●2015年1月のひとこと
松の内も過ぎてしまいましたので、まずは寒中、お見舞い申し上げます。
そして今年もどうぞよろしくお願いします。

“戦後70年”となる2015年がスタートし、新聞・雑誌・テレビ等の報道機関では政治面だけでなく、経済・社会・技術面からも「2015年予測」の特集を組むなどして、今年の行方を占っていますね。
昨年後半からの株価上昇傾向と変動、日銀主導による大幅な円安推移、原油安傾向‥‥と、経済面での動きが注目されていますが、アベノミクス効果が大企業だけでなく中小企業や一般家庭にも“好景気”をもたらすことを願っております。

さて、1985年に公開された米国映画「Back to the Future」をご覧になった方も多いと思いますが、この続編として1989年に公開された「Back to the Future Part II」ではマーティとドクがデロリアンの車で30年後の未来にタイムトラベルをします。
この30年後の“未来”とは、何と今年、2015年です。
映画の中では、空を自家用エアカーが飛んでいましたが、今年は“ドローン元年”になるのではと言われていますので、この無人航空機のことでしょうか。

未来と言えば、トヨタ自動車は昨年12月15日に、新型燃料電池自動車(FCV)でその名も「MIRAI」というクルマを発売しましたが、この開発で蓄積した約5680もの特許を無償で使用可能にすると先日発表しました。
このことにより、水素燃料ステーションの建設等が促されることになります。真の“環境立国”に向けてのスタートであり、ある意味、CSR(企業の社会的責任)活動としても評価したい戦略と考えられます。

ところで、みなさんは「未来年表」なるものをご存知でしょうか?
年表と言えば過去のものと思いがちですが、未来についてある程度わかっていることを整理したものが「未来年表」です。そのひとつとして有名なのがNRI(野村総合研究所)のものです。下記のURLから未来を覗いてみてはいかがでしょうか。
https://www.nri.com/jp/opinion/nenpyo/index.html

最後に、未来についてもうひとつ。
私は大学で教壇に立つ身でもありますが、いつも未来と向き合っています。なぜなら、学生は「未来からの留学生」だからです。
このことばは、長年お付き合いさせていただいている財界人から教えていただいたものです。
(参考)「未来からの留学生」日科技連出版社(1996年発行)

●事業活動のご連絡
昨年末の12月は、東京商工会議所の品川支部にて、「組織風土が“人財”を創る!」という演題で講演させていただきました。
今月は新しい年を迎え、4月からの新事業計画を構築中です。具体案は固まってから発表させていただきますが、今年の3月で、大学教授職を退任いたしますので、この5年間の経験をビジネス界に持ち帰って、社会への最後のご奉公ができればと願っております。
これまで不義理となっておりました、みなさまとまたお近づきできますことを楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上、2015年1月のMonthly Greetingsでした。
弊社ビット89では、皆さまの社外「経営企画室」として、
ビジネスに直結した
●「量り売り方式のリサーチ」
●「即戦力となるセミナー研修」
●「コーチング スタイルのコンサルティング」
を行っております。
出前スタイルのセミナー研修も喜んでお受けいたしますので、
どうぞいつでもお気軽に声をかけてみてください。

学び直しの経営塾「寺子屋カレッジ」塾長 吉田健司

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